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法人概要

  
運営 社会福祉法人 道北センター福祉会
理事長 日向 恭司
設立年月日 1990年(平成2年)3月7日
事業内容 「自立訓練(生活訓練)緑ヶ丘」 北海道名寄市東6条南9丁目
「就労支援事業所 道北ワークセンター」 北海道名寄市東6条南9丁目
「グループホームめぐむ」市内4か所にグループホーム開設
「地域活動支援センターいきぬき」 北海道名寄市西1条南9丁目
「道北障害者就業・生活支援センターいきぬき」 北海道名寄市西1条南7丁目
法人本部所在地 〒096-0006 北海道名寄市東6条南9丁目  TEL:01654-3-8831 FAX:01654-9-2834
法人沿革 法人設立前夜
 名寄地域は全国的にみても早い段階から、精神障がい者を地域で支える活動がはじまった場所である。 1970年ころ、後の精神障がい者家族会会長となる菅沢清太郎は、家族が名寄市立病院精神科に入院中であったことから、当時の名寄市立病院精神科熊谷豊治医長の勧めもあり、病院家族会や地域家族会を組織し、精神科入院患者の家族を訪ね歩き、家族の支え合いのための患者家族会を作った。
 同時期に、カナダから派遣されたキリスト教宣教師であるフロイド・ハウレット、ドリーン・ハウレット夫妻は、兄が精神病から回復した経験のあることから、名寄地域に住む精神障がい者を日中自宅に招き、親しく交わり、憩いの場としてきた。
 前述の熊谷豊次は菅澤の家族の主治医でもあり、当事者や家族の苦労を目の当たりにしており、ハウレット夫妻の所属する教会の信徒でもあったことから、同時期の名寄で発生した精神障がい者へのふたつの支援の種が結びつくこととなった。
 1983年当時、精神科の入院患者の中には、回復しても退院後に住む場所がないため、病棟から企業に出勤し、夕方病院に帰ってくる方も少なくなかった。その方々の退院後の住む場所作りのために、ふたつの活動が協力し名寄地区精神障害回復者福祉協会を設立。精神障がい者通勤寮と共同作業所を開設。募金を集めて事業を運営した。また、道北クリスチャンセンターは建物を無償提供し、同センター主事であった岸本芳朗を福祉事業活動のために無償派遣した。岸本芳朗は名寄地区のみならず、道内や全国の精神障がい者支援施設団体の組織化や、北海道や国との折衝にあたった。また、名寄地域における精神科ソーシャルワーカーの先駆けとして、地域の精神障がい者の良い支援者となった。

 1973年 名寄地区精神障害者家族会設立
 1983年 名寄地区精神障害者回復者福祉協会設立
      精神障害回復者社会復帰施設「緑ヶ丘寮」開設
      回復者クラブ「グリーンサークル」発足
 1984年 「緑ヶ丘共同作業所」仮開所。翌年4月正式オープン。

法人設立以降
 1988年の精神保健法改正により、精神障がい者の福祉についての制度が出来たことを機会に法人設立。道北クリスチャンセンターから土地の寄付を受け、国からの補助以外の自己資金は募金をいただき、1990年、精神障害者社会復帰施設を建設した。

 1988年精神保健法改正(精神障がい者がはじめて福祉の対象となった法律改正)
 1990年、社会福祉法人道北センター福祉会設立。
 精神保健法改正により、全国に先駆けて
 精神障害者援護寮   「緑ヶ丘寮」開設。
 精神障害者通所授産施設「緑ヶ丘授産所」を開設。
 2000年「精神障害者地域生活支援センター」開設
 2006年「地域活動支援センターいきぬき」開設
 2009年「道北障害者就業・生活支援センターいきぬき」開設。
 2010年 障がい者自立支援法(現、障害者総合支援法の前身)により
 「緑ヶ丘授産所」が「道北ワークセンター」に組織変更。
 「グループホームめぐむ」開設。
 この年より、精神障がい者のみならず、知的障がい者・身体障がい者も支援対象となる。
 2011年 「緑ヶ丘寮」が「自立訓練(生活訓練)緑ヶ丘」に組織変更。
 2012年 「相談支援センターそうだん屋」(指定特定相談支援事業)開設。
 2013年 「相談支援センターそうだん屋」(指定一般相談支援事業)開設
 現在に至る